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コンバージョンによる資産価値向上

カテゴリ: 収益物件
収益物件の資産価値向上のための手法として、リノベーション(大規模改修)という方法はお伝え
しました。

今回は、もうひとつコンバージョンという手法をご紹介します。

コンバージョンとは、簡単にいうと用途転換のことです。

具体的には、オフィスビルからマンションへ、マンションからホテルへ、などのように、現在の用途
から全く別の用途に変換して収益性を高めたり、再利用を図るというものです。

しかし、用途を変更するということはそう簡単ではありません。

例えば、建築基準法の観点から見てもオフィスからマンションへコンバージョンする場合、事務所
の場合は採光についての規定はありませんが、住宅の居室は床面積の1/7以上と定義されて
います。その他にも、事務所では接道についての規定はないものの、住宅であれば厳しく規定が
されていたり、避難階段の設置をしなくてはならないなど様々な問題点が出てきます。

そのため、個人投資家がある程度の規模がある収益物件をコンバージョンするためには、かなり
の労力とコストが必要になります。

しかし、コンバージョンとは、なにも大規模なものに限ってしか活用できないわけではありません。

例えば、建物全体をコンバージョンしなくとも、マンションの1階にある駐車場部分だけを店舗に変
えたりすることで収益性を高めることも可能なのです。

また、少し特殊ではありますが、倉庫として賃貸していた事業用の収益物件を店舗として再利用す
る手法も最近では利用されています。

このように、資産価値の向上は様々な方法で可能ですので、規定の概念にとらわれず幅広い発想
で考えることが重要です。